Mermaid journey #2

2022年4月9日2022年4月19日

今回の旅は、奄美大島へ。
いつもだったら奄美大島へは、サーフィンやスキンダイビングを楽しむのですが、
今回の旅は違うのです。

目的はただ一つ。それは、、、、、、

『ホエールスイム!!』

クジラと泳ぐ！？

想像つきませんよね？
このために、スキンダイビングの資格も取得しました。

もちろん、自然の中でのことなので100％会えるとの保証はありません。
初挑戦で見事クジラさんと泳ぐことはできるのか？？
ワクワクドキドキしながら家を出発。
ほぼ一日を船上で過ごす予定のため、荷物は防寒具でいっぱいです！（笑）

▶︎HAW CABIN TROLLEY ISE

奄美に到着したのは夕刻だったので、スーパーで夕食や黒糖焼酎などをゲットしてすぐにホテルへ。

この時期忘れちゃいけないのが“タンカン”
奄美のタンカンは甘くて香り高く本当に美味しいのでオススメです。
私たちも大袋（5kgくらいある）で買ってたくさん食べました。黒糖焼酎にタンカン絞って炭酸割りも美味しいですよ♪

奄美の日の出は6時半頃。とてもいいお天気。
クジラに会えるといいなと祈りながら朝のお散歩をしてから集合場所の港へ。
温かく迎えてくださった『コホロ号』船長の健二郎さんとスタッフの拓ちゃん、秀さんに挨拶。
私たちのスキンダイビングの先生ムッチーとも合流しいよいよ出航！

▶︎DRY PACK 10L

私が使っている日焼け止めは、身体にも海にも害を与えないものを、
サングラスは落としても沈まずに浮くものを使用しています。

▶︎Finger Spray フィンガースプレー(SPF50+)

出航してすぐに、ホエールスイムについての説明を受けました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これからクジラの世界にお邪魔させていただきます。もちろんしっかりとルールがあります。

・追いかけない
・潜らない
・フィンキックは水中で（水面でバシャバシャ音をたてない）

クジラを発見してからもすぐには近づきません。距離を取り遊んでくれるくじらなのかを見極めます。

船長さんのＧＯで静かに水しぶきを上げないようにエントリーします。
コホロ号の船長はクジラさん達のストレスにならないように
クジラに寄り添った優しい操縦でした。

1日目のクジラ→→3群3頭（1頭＋1頭＋1頭）
2日目のクジラ→→3群13頭（ペア＋9頭ヒートラン＋親子）

私たちが浮かんでいるすぐ下をゆっくり泳いでゆく、それはそれは大きいクジラさん。
私たちが浮かんでいるすぐ横を楽しそうにクルンって回転してお腹見せてくれる子クジラちゃん。
一匹狼のクジラさん。
肝っ玉母ちゃんで自由に子クジラを遊ばせていたり、なかなか近くに寄ってくれない神経質なお母さんも。
1頭のメスを８頭のオスが追っかけていたり（これは羨ましい！笑）

【写真／油井一喜】

【写真／油井一喜】

人生で初めて水中からクジラを見ることができたその瞬間、自然と涙が溢れ、心を揺さぶられ、魂が震えました。
感動しっぱなしです。

船長の巧みな操船のおかげで、コホロ号はとっても気に入られ、
ずっと船のそばを離れない子クジラちゃんが大フィーバーしてくれて、
いろいろな特技を見せてくれました。
こんな間近で見せられたら大興奮で「ヒューヒュー」叫びまくりでした♪

【ハートブロー】

【写真／中山秀之】

【フルークアップ】

【写真／中山秀之】

【ブリーチ】

地球最大級の生き物をこんなに近くで見て感じられるなんて幸せすぎます。
写真で見るよりも何十倍も何百倍も迫力あるんです！

奄美で見られる『ザトウクジラ』は季節によって移動しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冬の間に暖かい海で出産・子育てを行い、
春になるとアラスカやアリューシャンなどの冷たい海へ移動し、たくさんの餌を食べます。
そして冬になるとまた奄美や沖縄に帰ってきます。その移動は数千キロメートルとも言われています。
ある人が「クジラには物語があるんだよ」って。
クジラも人間も一緒ですね。

私のカラダもココロもリセットしてくれる大好きな海。
海の中は静かでゆったりと時間が流れていて、とっても平和でした。
この先も平和な海を守るために、私ができることは小さいかもしれないけど
コツコツとやっていこうと改めて感じさせられました。

言葉にならない感動をありがとう。
また日本の海に帰ってきてね。

ラッキーなことにドルフィンスイムもできちゃいました！
私たち、持ってるな～♪
イルカの泳ぎは優雅で可憐で美しいですね。