【SUPER GT】最終戦もてぎ SARDが優勝してタイトル獲得!
最終決戦の第8戦公式予選で平手晃平選手がポールポジションを獲得し、有言実行ポールトゥフィニッシュでシリーズチャンピオンを獲得!
サードは1994年GTに参加して22年にして初となる悲願のシリーズチャンピオン獲得です!
AUTOBACS SUPER GT第8戦『MOTEGI GT GRAND FINAL』が、11月13日、栃木県・ツインリンクもてぎで行われた。
この大会は、前日の12日(土)に熊本地震で中止となったオートポリス大会の代替戦が行われ、この日連戦で最終戦が行われることになった。
第8戦の決勝ではNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(ヘイキ・コバライネン/平手晃平組)が見事なポール・トゥ・ウインを決め、それとともに2016年のドライバーズチャンピオンもその手に収めた。
この日の午前9時5分から予選が行われ、No.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fの平手晃平が、前日第3戦のチームメイトのヘイキ・コバライネンに続き、チームとして連続でポールポジションを獲得した。
昨年からSUPER GTに参戦するコバライネンは初優勝、平手は6勝目の勝利となった。
この優勝でNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fのコバライネン/平手組は、2016年のドライバーズチャンピオンを獲得。チームチャンピオンもNo.39 LEXUS TEAM SARDが獲得し、SUPER GT初年度の1994年(当時は全日本GT選手権)から参戦する古豪チームが、悲願の初タイトルをダブルで勝ち獲った。コバライネンは初タイトル、平手は2度目のGT500タイトルになる。
ヘイキ・コバライネン
「この週末は、我々にとってとてもアメイジングなものになりました。素晴らしいクルマを用意してくれたチームとレクサス/トヨタに感謝しています。もちろん、(平手)晃平が予選でポールポジションを獲ったことも大きな勝因でした。終盤にはタイヤがちょっと厳しくなりましたが、タイヤが壊れないようにコントロールしながら、最後の最後に再び突き離そうと。結局作戦通りの展開になりました。初勝利とチャンピオンを飾ることができ本当に嬉しいです」
平手晃平
「ようやく(このチームで)優勝することができました。チャンピオンを獲れたことも嬉しいのですが、何よりも勝って終わりたいと思っていて、それがかなえられたことが嬉しい。サポートしてくれたレクサス、TOYOTA GAZOO Racingとブリヂストン、もちろんチームにも感謝しています。今日は予選からフルプッシュしました。それで昨日のヘイキに続いてポールポジションを獲ることができ、いい流れをつくることができました。本当に勝って終わることができて最高です」
【動画】 SUPER GT 最終戦もてぎ 決勝ダイジェスト