WET AMBASSADORS 岩崎勝郎選手/2015ドリームカップ参戦レポート
7/18(土)~19(日)横須賀市 津久井浜 三浦市三浦海岸 同沖合にて開催された「ウインドサーフィン ドリームカップ 2015」について、岩崎勝郎選手から大会参戦レポートが届きました!
今年も初夏の名物詩となったドリームカップが7/18,19で横須賀市津久井浜で開催された。
ドリームカップは、日本1のアップウインドレーサーを決める大会であり、毎年全国から腕自慢の参加選手が集る。
今年も約200名の選手が集結して大会がスタート。
大会期間中は日本海に抜けた台風11号に向けて、真夏を思わせる南風が吹き抜けた。
風速は15m/sを超し、海面は白波立ち、風上の海水浴場からは、強風で飛ばされた。
色とりどりの浮き輪やビーチボールが海面を転がり落ちるように吹き飛ばれていく。
そんな中、オープニングレースとして行われたのはテクノビギナークラスのレース。
しかし、なんと全員が強風に翻弄され、誰一人としてフィニッシュできない程の荒れた展開となった。
学生のレースは危険と判断した運営は、オープンクラスのレースを決定。
オープンクラスのレースはドリームカップでしか行われないレースで、どんな道具を使ってもOK、海上に設置された風上~風下2つのマークを2周、誰よりも一番速く走り抜けた選手が勝つという、いわゆるアップウインド版無差別級レース、バトルロイヤルレースだ!
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第1レース、1週目の風上マークをTOP回航したのは、ウインドサーフィンオリンピック日本代表の富沢選手。
オリンピック艇のRSXで参戦。さすが、リオ オリンピック日本人第1号内定選手である。鼻差の2番で、幾度となく日本チャンピオンになっている山田プロ、強風時のスピードが特徴のスラロームボードで参戦。
そしてすぐそのあとを ST wet ambassadorであるサラリーマンプロ岩崎が3番手で回航、幅1mもあるアップウインド専用のフォーミュラーボードで参戦。
下りのコースは、道具にしがみつくように堪えていたが、コース中盤に更に強い突風が入り、道具と一緒に空中に投げ出され、次の瞬間には海の中に叩きつけられた。
リカバリーで手間取っている間に、同じサラリーマンプロの浦上選手(スラロームボード)に交わされ、最後は4位でフィニッシュ。
続く第2、第3、第4レースも、先行するも最終的には前記した3人に抑えられ、総合でも4位という結果になった。
通常のフォーミュラーボードレースでは、安全のため風速12m/sまでしかレースは行われないが
何とかオリンピック艇のRSXや、強風域で速く走れるスラロームボードに負けてたまるか!と思い挑んだが残念・・・。
国体クラスや学生中心のテクノクラスのレースも風が落ち着いた時間帯をみはかり行われ
2日間で全クラス14レースが安全に消化された。
閉会式では、テレビや電子レンジ、iPodに石垣牛など豪華賞品が副賞として送られ入賞した選手は大喜び!
そのかなかでも、StreamTrailからプレゼントされた、TシャツやDRY TANK、CREELシリーズなどは
毎日の海使いで、即使用できることから一番選手達に喜ばれているように思えた。
海と風とStreamTrail、これからの季節には最強の組合せ、今年の夏もいい風が吹きますように!
StreamTrail wet ambassadors:windsurfer岩崎勝郎
岩崎選手、および参加された選手の皆さん、お疲れ様でした!
来年こそは天候にも恵まれ、思い思いの競技ができることを祈っています。
大会リザルトやギャラリー、岩崎選手からのコメントは下記のサイトよりご覧いただけます。
【参考サイト】